次世代メールシステム研究所　居相（いあい）のブログ

昨日（実際には一昨日の 7/12 日）行われた「東京都議選」で

民主党の歴史的大勝
自民党の歴史的大敗

の結果をどれだけ真剣に受けとめているのかどうか、麻生総理はいまだに１３日昼の政府・与党連絡会議で「都議選はあくまで地方選挙」と責任論を否定しているらしいが、最後まで国民感情を理解していないというか、KY（空気の読めない）総理でした（もう過去形です・・・）

衆院２１日にも解散、８月３０日投開票　首相と与党合意　2009年7月13日13時9分　asahi.com

これさえ、まだ確定した話ではなく「たぶん、そうなるだろう」的なニュアンスで、「解散」時期は自分が決める」と言い続けただけで、結局何ひとつ自分で決断できなかった情けない首相でした。

先週イタリアで開催された「ラクイラ サミット」でも、各国の首脳に（もうじきやめさせられる総理大臣だからと）全く相手にされず、せっかくのサミットで首脳会談もろくにできずに無駄に税金を使っただけですごすごと帰国。

ちなみに野党は１３日（月）

衆議院に「内閣不信任決議案」
参議院に「首相問責決議案」

を提出しました。
いずれも衆議院で否決されることになるわけですが、もういい加減にしてほしい。
麻生総理には即刻やめてもらいたい。

一日も早く衆議院を解散し、総選挙を実施して「自・公政治」を終わらせ、自民党も公明党もこの１０年で国民の生活を徹底的に破壊した責任を自覚して両党の議員は全員辞職しろと言いたい。

自公政治が生活壊した　社民党・福島瑞穂党首 2009年7月4日2時1分 asahi.com

小泉・竹中の「郵政民営化」も相当胡散臭かったので、いつか問題が噴出するんやないかと思っていたら案の定だった。
新しい政権でもう一度「郵政」を「国営化」に戻すか、それさえ莫大な税金が費やされるわけだから、１００％政府出資の会社（形式は民営）のままは仕方ないとしても、「４事業」

１．郵便
２．郵便貯金
３．簡易保険
４．（郵便局での）窓口業務

を一体化すべきである。
銀行でさえ証券業務を行うなど「ユニバーサルサービス」をするようになったこのご時勢になんでわざわざ郵便関連事業を分割する必要性があるのか。
利用者の利便性を悪くするだけでなく、「日本郵政」の業務の効率化の妨げ以外の何者でもない。

自民党と公明党は次の総選挙で、小泉・竹中が一から十までアメリカのいいなりになって日本の社会を滅茶苦茶に破壊してきた責任をきっちりとってもらう必要がある（というか、もう国政にかかわらんといてほしい。こんなこと書くと地方議会はいいのかという風につっこむ輩もいるがそんな話ではなくもう日本の政治にかかわるなといいたい。退場！）。

一体全体１５兆円もの莫大な補正予算（結局は税金）をどこに捨てた？
福祉予算は削る一方で、国営のマンガ喫茶には117億円もの予算をつけるなどどふざけたお金の使い方は民間企業ではありえない話。
「定額給付金」のバラマキ政策も同様。
官僚や国家公務員（地方公務員も含めて）の無駄遣い感覚も一掃しなければならない。

選挙に勝てそうにないからあげくの果てに「東国原（宮崎県知事）」だと？
古賀（自民党の選挙対策委員長）さんはもう少しまともな政治家かと思っていたが・・・

次の民主党（中心？）政権の４年間で「公務員改革」や「地方分権」が思ったほど進まなかったらいっそのこと「共産党」に政権をまかせてみますかね。

先進諸国の中でも突出して財政赤字の多い日本の将来を考えれば本当にもう共産党に頼むしかないのかもしれない・・・ホント冗談抜きで（まかせたくないけど）。
日本という国が、財政破綻した「夕張市」のようにならないようにするためには仕方ないかも。

自分は日本で生まれ育ってきたので、この国がいつまでも健全であってほしいのだけど、自民党・公明党が日本の政治にからんでいる限り、まともな「改革」なんて絶対できるわけない。
良識ある一部の政治家（自民党議員）の中には、党を出る決意をしている人もいるようだし、次の総選挙までにもっと大きな流れになってほしいと願う。

NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」じゃないけど、自民党・公明党（つまり創価学会）には結局のところ（本当の意味で）政治のプロフェッショナルがいなかったということやね。
別に民主党の小沢さんのような人のことをさして言っているわけでもないけど（小沢さんは選挙のプロか）、国家・国民、企業・団体が皆苦しんでいる時期に、

１．現状を正確に把握・分析
２．将来の方向性（改革の内容。具体的には「マニフェスト」）を示す

ことが自・公には誰一人として出来なかったということです。

サイナラ～

追記

7/18（土）
自民３６４８人集団離党…長崎衆院議員の支持者 読売新聞

7/17（金）
すったもんだの末、結局自民党は「両院議員総会」の開催を見送り、議決権のない「両院議員懇談会」を7/21（火）に開催することになった。麻生総理に退陣を直訴（総理は続けてもいいが、自民党総裁を降りろと言ったらしい）した与謝野財務相や石破農林水産相も執行部に脅されたのか急に発言がトーンダウンしている。
自民党両院議員総会開催見送り　与謝野財務相、進退や解散詔書への署名は明言避ける
FNNニュース

7/15（水）
国民新・亀井静香代表代行、「衆院解散で自民党は解散」 MSN産経ニュース
衆議院選挙のための「解散」が、自民党の「解散」みたいになるなんてウマイこと言いますね。この方

7/14（火） 23:30
自民党の古賀選挙対策委員長が「東京都議選」の惨敗の責任を取るとして「辞任」を表明しましたが、今のところ麻生総理は慰留しているとのこと
古賀・自民選対委員長：辞任へ　都議選敗北で引責 毎日新聞　2009年7月14日　東京夕刊